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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

並木研二さん作2013年07月23日

夕立に濡るるままなる広野かな

季語・夏

 連続投稿でご迷惑様です。やはり八ヶ岳山麓・・にわかに一天かき曇り、広い牧場の中で雨宿りする場を探す間も無く、ザ~っと降り注がれ、そして遠ざかっていった夕立に苦笑でした。

●かぎろいのコメント2013/07/23

 こんにちは。
 句を詠んでいる並木さんが、雨に濡れて途方に暮れているように読めました。
 人物を詠んでいて、どことなく滑稽な感じがするので、川柳よりの句だと思います。

 広い野をイメージでき、余韻もあるのですが、滑稽さがあるために、俳句的な味の深さには残念ながら欠けています。 
 ただ、俳句の原点は、俳諧の連句なので、滑稽な句というのも良いと思います。

●isshinさんのコメント2013/08/14

 とても良い句だと思います。