冬の俳句

春の俳句

大賞・沈丁花マスクの鼻もところ知る/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・沈丁花マスクの鼻もところ知る百々まだ寒い季節の変わり目に春を感じた瞬間をよんだ。2015-03-11に投句佳作・冬の杜木立を抜けし木漏れ日よ田部佳子寒い冬空に、時折、弱い太陽が森に生えている木々の間を通り抜け、地面を照らす。早く温かな...
春の俳句

大賞・赤き実を残せし冬のハナミズキ/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・赤き実を残せし冬のハナミズキ坂口明よろしくお願いします。私は、山形県米沢市に在住している者ですが、毎日1時間の散歩をしています。街路樹にはハナミズキがあり、雪の被った梢にまだ赤い実をつけているのに驚きました。そろそろ、雪のシーズンも終...
春の俳句

大賞・鈴の音や花に隠れし遍路かな/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・鈴の音や花に隠れし遍路かな松下孝裕春遍路の季節は春と秋ですが季語は春になり桜の盛りの頃。花の色とお遍路の装束が溶け合ってお遍路が隠れたように見えるときがあり鈴の音だけ、が遍路の存在を知らせるかのような情景を俳句にしました。2015-0...
冬の俳句

大賞・「重いなあ」彼の笑み足に毛布猫/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・「重いなあ」彼の笑み足に毛布猫マイケルの母夫が雄猫をかわいがっており、ソファーで寝ころぶとよく猫がその上に乗り寝始め、双方とも幸せそうにしている様子を切り取りました。勉強していきたいので、ご批評をよろしくお願いいたします。2015-0...
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大賞・冬の陽の船漕ぐ母に目を細め/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・冬の陽の船漕ぐ母に目を細め田中啓子冬の晴れた日に南側のベランダからの暖かな陽射しを受けウトウトと眠っている年老いた母の姿を観て愛おしく思う気持ちを表現しました。俳句を学ぶことが今年の目標に致しました。仕事をしていますので、自己流です。...
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大賞・初編みのセーター今も色淡く/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・初編みのセーター今も色淡く黒竹編み方も知らなかった43年前22歳の思い出を詠みました。初めて編んだ手編みのセーターは初恋の人のでした。手編みのセーターと言うといつも思い出します。いい年をして恥ずかしいのですが、俳句を始めてまだ数か月な...
冬の俳句

大賞・雪遊び笑う子供と我が膝よ/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・雪遊び笑う子供と我が膝よこげぽん先日関東でも初雪が降ったので詠んでみました。雪遊びではしゃぐ子供の声とと寒さと雪の中を歩んだ疲れから笑う自分の膝を掛けました。2015-01-0802:13:54に投句佳作・おでん食う白き器に和芥子の黄...
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大賞・ほろ酔ふや雑煮に踊るはなかつを/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・ほろ酔ふや雑煮に踊るはなかつを唐辛子かぎろい様いつも楽しみにさせていただいております。三が日の風景に一句できました。年酒をいい気持でのんびりとやったあとに、頂いた雑煮に振りかけられたはなかつをがちょうど手をふり腰ふり悩ましく阿波をどり...
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大賞・雪まばゆし動けぬ自転車後押しし/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・雪まばゆし動けぬ自転車後押しし三登子2回目の投句です。よろしくお願いします。大雪の翌日、晴れていましたが、車通勤をあきらめ、4km弱を徒歩で出ました。歩道橋の階段を、自転車を引いて上がっていた女子高生がいました。タイヤに雪がたまって動...
冬の俳句

大賞・思はざる出来事残し年も暮/3句だけ俳句コンテンスト

大賞・思はざる出来事残し年も暮雑魚人今年も色々な事がありました。その中に越年する出来事がありました。何とも腹の虫の収まらない出来事です。2014-12-2015:08:38に投句佳作・人生をなお拓きつつ初日の出平田助太夫2014-12-22...