大賞・雪遊び笑う子供と我が膝よ/3句だけ俳句コンテンスト

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大賞・雪遊び笑う子供と我が膝よ

[ お名前 ] こげぽん
[ メッセージ ] 先日関東でも初雪が降ったので詠んでみました。
雪遊びではしゃぐ子供の声とと寒さと雪の中を歩んだ疲れから笑う自分の膝を掛けました。

2015-01-08 02:13:54に投句

雪遊び

佳作・おでん食う白き器に和芥子の黄

[ お名前 ] リアップ坊主
[ メッセージ ] おでん

2015-01-15 12:25:07に投句

入選・正月や季語を暫く忘れ置く

[ お名前 ] リアップ坊主

2015-01-14 22:09:11に投句

かぎろいのコメント

今回の大賞は、こげぽんさんの『雪遊び笑う子供と我が膝よ』です!

川柳っぽいダジャレになっていますが、子供は元気に雪で遊んでいるのに、その体力についていけずに困っている様子がうまく表現されていて、おもしろかったです。

リアップ坊主さんの『おでん食う白き器に和芥子の黄』は、シンプルですが深みを感じさせる句です。正直、こげぽんさんの句とどちらを取るかで悩みました。

『正月や季語を暫く忘れ置く』は、俳句作りを忘れてしまうほど正月を楽しんでいるという意味だと思います。俳句の中で『季語』という言葉を使うのは、メタ的なおもしろ味を出したかったのだと思います。おもしろい挑戦だとは思うのですが、作者の意図が透けて見えやすく、深さが感じられないのが難点だと思います。

画面の前のあなたは、どれが一番よい句だと思いましたか? コメントをいただけるとありがたいです!(選句に参加ください)