飛猫さんの短歌一覧・全43句最新の投句順の2/5ページ目
ランク: 猫名人2冠王 合計得点:63
短歌 | 点数 |
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恋心夕日に染めて吾亦紅にゃんのパンチでゆらゆら揺れる | |
神無月お宮の猫はお留守番欠伸隠して香箱座り | |
向日葵の頭を垂れし秋の日は髭にそよろの風猫笑う | |
目が合った途端トットコ逃げてゆくツンツンしたい野良猫の君 | |
風呂の湯に顎まで浸かり染々と十八番歌えば覗き見の猫 | |
野良猫は餌は乞うても触れさせぬ柿の実赤く熟すを待たん | |
猫が生き猫が死ぬるも人しだい捨て猫鳴くよ理不尽理不尽 | |
コットンでトントントンと下の世話子猫助くに理由は要らず | |
いつしかに心の刺が溶けてゆく猫の温もり小さな奇跡 | |
ぬばたまの君は黒猫エレガント闇夜に光る眼の色妖し |