がんばるニャンさんの短歌一覧・全172句古い投句順の3/18ページ目
ランク: 猫名人6冠王 合計得点:76
短歌 | 点数 |
---|---|
毎日の掃除機音に逃げる猫「すぐ終わるからね」われは忠臣 | |
のらをみつ運の良しあし風に問う宿命なれば悲しき背の荷 | |
青苔に落つる女松の松笠を猫のおもちゃに持ち帰りたり | |
猫からのごみのプレゼントあきれても縁なきに猫へチュールでお返しす | |
風雪の点らぬ空き家に野良猫の寒さにこもり足跡きゆる | |
新聞にどっかり乗ってあまえる猫昨夜の悪戯もう忘れてる | |
鼻歌の朝の湯あみを覗く猫過去の細きを知らずに見てる | |
見ぬ隙に湯のみにてを入れ味をみる猫よお前はニャンコだからね | |
毎日のひっかき傷を腕に追い私が猫に虐待される | |
如月の晴れわたる庭窓で見つ摑まり立つ猫尾を揺らしけり |