がんばるニャンさんの短歌一覧・全172句古い投句順の4/18ページ目
ランク: 猫名人6冠王 合計得点:76
短歌 | 点数 |
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暖をとり魚のおもちゃに顎のせて寝る愛猫にテレビの音消す | |
身に着けるダウンベストに爪立てて私を鳥と思うてか猫 | |
朝まだき餌をねだりて鳴く猫の一と日に四度の喰いぢにつきあう | |
如月の影絵となりぬ陽が入りて子猫が居間で影とたわむる | |
革ジャン着て身のひっかき傷消ゆるまで抱く猫さとし薄着の春まつ | |
窓際で猫を撫でけり見る雪の色なき雪ひらぱらり消えゆく | |
目をつむり昭和メロディ聴きたれば私と猫の子守唄となり | |
元のらの君に立派な髭があり夜の野生化家走りまわる | |
晴れと雪気まぐれの空に弥生待ち我と一匹今日もたわむる | |
窓の恋叶わぬすべに藤椅子でアンモナイトでふて寝す猫よ |