IT俳句会(投句&選句広場)

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大島の椿油や春の風
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朝露の靴濡らしつつ春の野へ
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轟々と雪解水落つ滝こだま
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亀鳴くや米寿の年の独りの身
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足裏で毛虫潰して蟻群れる
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子供の日一番風呂に菖蒲かな
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彼の世こそ此の世と思ふ晩春の午後
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凧揚がる此の世の涯の境でこそぞ
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滝目掛け飛ぶや燕の羽根濡らし
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春暁や山家目覚めて立つ煙
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