IT俳句会(投句&選句広場)

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白浪や千鳥は確かそこにいた
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壁光る夕日の坂や春寒し
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揺れる木は二十メートル春の寺
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千鳥去り干潟の影は琥珀なり
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春の雪公衆電話父の声
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霜焼けを揉んでくれたる母の手も
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桟敷窓深き座敷のお雛様
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夕千鳥干潟に溜むる同窓会
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渡り鳥羽繕いて明日は北
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浜千鳥干潟の中をさ迷いて
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