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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

かぎろい作2011年9月22日

 野良猫のするりと逃げる額の花

 「額の花」とは、ガクアジサイのことで夏の季語です。
 8月は仕事が忙しくてサイトの更新ができず、結局、今になって発表することになりました。

 私の家の近所には、たくさんの猫が暮らしています。
 彼らがお気に入りの場所でひなたぼっこをしたり、散歩したりしている姿を見ると心がなごみます。
 ときどき、そんな猫たちの身体をなでてみたくなって、近づくのですが、たいていするりと逃げられます。
 その時の残念な気持ちを句にしてみました。
 この句を、母に見せたところ、

 「野良猫」という言葉は印象が悪いので、言葉を変えるべきとアドバイスされました。 

 うむー、それがなぜなのか、現段階ではいまいち納得できないので、どなたかわかる方、アドバイスいただけるとありがたいです。

●タカさんのコメント

 「野良猫」という言葉を変えた句を考えてみました。

 雨やんで子猫のまろぶ庭の隅

 額の花猫のっそりと坂の町