野良猫のするりと逃げる額の花
「額の花」とは、ガクアジサイのことで夏の季語です。
8月は仕事が忙しくてサイトの更新ができず、結局、今になって発表することになりました。
私の家の近所には、たくさんの猫が暮らしています。
彼らがお気に入りの場所でひなたぼっこをしたり、散歩したりしている姿を見ると心がなごみます。
ときどき、そんな猫たちの身体をなでてみたくなって、近づくのですが、たいていするりと逃げられます。
その時の残念な気持ちを句にしてみました。
この句を、母に見せたところ、
「野良猫」という言葉は印象が悪いので、言葉を変えるべきとアドバイスされました。
うむー、それがなぜなのか、現段階ではいまいち納得できないので、どなたかわかる方、アドバイスいただけるとありがたいです。
「野良猫」という言葉を変えた句を考えてみました。
雨やんで子猫のまろぶ庭の隅
額の花猫のっそりと坂の町