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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

安眠父(アミンパパ)さん作2014年01月06日

白き腕一閃恋の歌留多飛ぶ
(しろきうで いっせんこいの かるたとぶ)

季語・新年

●かぎろいのコメント2014/01/06

 安眠父さん、こんにちは。
 これは勢いがあって良い句ですね。「一閃」「飛ぶ」という言葉が、カルタがすごい勢いで叩かれたスピード感を伝えています。
 また、「白き腕」「恋のカルタ」ということから、カルタの勝負をしているのは、若い女性であるこことが、わかります。
 深読みすると、若い女性が恋人にビンタを食らわせて、恋を終わらせてしまった、というようにも解釈できるのですが、どうでしょうか?
 いずれにしろ、勢いがあって、意味がわかりやすい秀句だと思います。

●安眠 父さんのコメント2014/01/07

 かぎろいさん、素敵な鑑賞、ありがとうございます。
 晴れ着に襷掛けの女性の、静かなる戦いです。
 でも、かぎろいさんの深読みも、たいへん面白く拝見いたしました。
 ありがとうございました。