春の雨耳に残るはモーツァルト
季語・夏
早朝の小降りの雨の中、傘をさしてウォーキングに行ってきました。
ウォークマンでモーツァルトのフルート協奏曲を聴きながら歩きました。春の雨とモーツァルト・・・なかなか粋な組み合わせで、気持ちの良いひとときを過ごしました。
阿修羅さん、こんにちは。
音楽プレーヤーを携帯する現代ならではの句ですね。
この句を紹介コメントを読まずに詠むと、春の雨音の残響が、モーツァルトの音楽のように心地よく聞こえた。というように読みと取れます。読後感の良い句です。
ただ、春の雨の次に『モーツァルト』が出てくるのは、唐突な感じがして、前後の脈略が掴みづらいです。すんなりと飲み込めず、一瞬、「うん?」と考えてしまいます。
紹介文を読めば意味がわかるのですが、これがないと私のように誤読されてしまうので、説明無しでも伝わるか、推敲されると良いでしょう。
美しい物同士を組み合わせるという発想は、おもしろいと思います。