一礼の微笑み光る月見草
季語・夏
今年はじめて月見草が咲いているのを見ました。
ほのかに黄色く咲く花に心奪われました。
挨拶と微笑みを自分に投げかけてくれているような気持ちになりました。
阿修羅さん、こんにちは。
良い句だと思うのですが、「一礼の微笑み光る」という状態が、どのようなものか、抽象的でイメージしづらいのがネックだと思います。おそらく、明け方の花が萎んだ状態のことをお辞儀をしているようだと言っているのかと解釈しましたのが、これが作者の伝えたいことなのかは、イマイチ確信が持てません。
擬人化というのは、発想が安易になりやすいので、なるべく使わないほうが良いとされています。
そういったセオリーを抜きに、一読した際は、朝露にぬれる月見草を思い浮かべて、良い印象を受けたので、悪い句ではないと思います。