夏空や一朶の雲の白さかな
季語・夏
朝から夏の青空が広がっています。
一朶(ひとかたまりの雲)の白さがまぶしいです。
阿修羅さん、こんにちは。
一朶(いちだ)とは、おもしろい語彙をご存知ですね。
「ひとかたまり」というと、五音も消費してしまいますが、これなら天を覆う大きな雲の雄大さを言葉を尽くさずに伝えることができます。この句は、『一朶』という言葉の使い方が光っていると思います。
わかりやすくて良い句であるのですが、発想がちょっと陳腐です。おそらく、類句がたくさんあるでしょう。
難しいですが、阿修羅さんにしかない、なにか独特の切り口があると、良かったと思います。