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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

阿修羅さん作2014年05月14日

夏空や一朶の雲の白さかな

季語・夏

 朝から夏の青空が広がっています。
 一朶(ひとかたまりの雲)の白さがまぶしいです。

●かぎろいのコメント2014/09/04

 阿修羅さん、こんにちは。
 一朶(いちだ)とは、おもしろい語彙をご存知ですね。
 「ひとかたまり」というと、五音も消費してしまいますが、これなら天を覆う大きな雲の雄大さを言葉を尽くさずに伝えることができます。この句は、『一朶』という言葉の使い方が光っていると思います。

 わかりやすくて良い句であるのですが、発想がちょっと陳腐です。おそらく、類句がたくさんあるでしょう。
 難しいですが、阿修羅さんにしかない、なにか独特の切り口があると、良かったと思います。