二月逃げ月連れ啼きの湖の鳥
季語・冬
かぎろいさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
カモ類の早いものでは、二月には北帰行が始まりますね。
当地の貯水池の鴨、飛来数は激減してしまいましたが、それでも往時の数十分の一位の数は飛来して来ていますが、そろそろ渡りにシーズインが近いのか、こちらの思い入れなのか、鴨の鳴き声に、湖と別れを惜しむ声かのように聞こえてきます。
江戸人さん、こんにちは。
これは語感、語呂の良さを意識して作られていますね。
「二月逃げ月連れ啼きの」のところまでが、一呼吸でテンポよく読めます。この部分は、俳句より歌に近い感じです。
ただ、「湖の鳥」というのが、鴨などの渡り鳥であるということは、ちょっと考えなければ出てこないので、ここは「鴨」と言ってしまった方が、意味が通じやすくて良いと思います。
鴨は、冬の季語なので、もしかすると季重なりになることを避けたかったのでしょうか?
俳句としては、鴨の夫婦が声を掛け合いながら、旅立っていく様子が描写されていて、良いと思いました。
かぎろいさん、ありがおつございました。
そう、ご指摘の通り、「二月」と「鴨」ではダブル季語になってしまいますので、「湖の鳥」と逃げました。
そうですか、この場合、「鴨」を置いても大丈夫ですか。ありがとうございました。