一人居の夕暮さみし冬ざるる
季語・冬
80歳を過ぎた老人ですが、俳句が趣味でここの投稿欄を知り送らせて頂きました。よろしくお願いします。
市川恵美子さん、こんにちは。
寂しさを感じさせる言葉で、句を構成していますね。
「一人居」の後に、ひときわ寂寥感を募らせる時間帯である「夕暮れ」、さらに厳しい季節である「冬」を持ってくることによって、寂しい感情を重ねています。
このため、何を訴えたいのか、句の意味は非常に伝わりやすいです。
難を言えば、ストレート過ぎることです。
特に「冬ざるる」と、季語に直接的すぎる言葉を持ってきています。これでは、あまり味わい深い句になりません。この部分に、なにかピッタリの冬の季語を入れると、もっと良くなると思います。