大根の首に差し込む夕陽かな
大根の簾車窓に成田線
大根の首に巻き付くポリ袋
季語・冬
大根にまつわる思い出を連想して、ひねりってみました。
柏ぽこさん、こんにちは。
一番良いと思ったのは、3番目の「大根の首に巻き付くポリ袋」です。
最初はポリ袋はゴミ袋の印象が強いので、あまり良くない感じを受けたのですが、はっという驚きと、斬新さがあって目を引きます。風に飛ばされてきたポリ袋が偶然に大根に引っかかってきた、その瞬間をとらえた着眼点が良いと思います。
1番目の句は、意味がわかりやすくて良いのですが、月並みです。
2番目の句は、すみませんが、ちょっと意味がわかりませんでした。
大根の簾車窓というのは、何かの比喩でしょうか? 簾車窓という単語の意味を調べてみたのですが、ネットで検索しても一切ヒットしませんでした。わかりにくい句です。
大根の簾・・・・・。
これは恐らく、大根を干している風景なのではないでしょうか。
秋の季語に「柿簾」がありますね。
成田線の車窓から眺めた、農家の庭先に干されている干し大根の風景が浮かびました。