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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

柏ぽこさん作2014年01月05日

大根の首に差し込む夕陽かな

大根の簾車窓に成田線

大根の首に巻き付くポリ袋

季語・冬

 大根にまつわる思い出を連想して、ひねりってみました。

●かぎろいのコメント2014/01/06

 柏ぽこさん、こんにちは。
 一番良いと思ったのは、3番目の「大根の首に巻き付くポリ袋」です。
 最初はポリ袋はゴミ袋の印象が強いので、あまり良くない感じを受けたのですが、はっという驚きと、斬新さがあって目を引きます。風に飛ばされてきたポリ袋が偶然に大根に引っかかってきた、その瞬間をとらえた着眼点が良いと思います。 

 1番目の句は、意味がわかりやすくて良いのですが、月並みです。

 2番目の句は、すみませんが、ちょっと意味がわかりませんでした。
 大根の簾車窓というのは、何かの比喩でしょうか? 簾車窓という単語の意味を調べてみたのですが、ネットで検索しても一切ヒットしませんでした。わかりにくい句です。

●安眠 父さんのコメント2014/01/07

 大根の簾・・・・・。
 これは恐らく、大根を干している風景なのではないでしょうか。
 秋の季語に「柿簾」がありますね。
 成田線の車窓から眺めた、農家の庭先に干されている干し大根の風景が浮かびました。