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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

寿猫さん作2014年04月12日

散る花に誘われて猫舞い踊り

季語・春

 お邪魔します。
 半月程前に俳句をやろうと思い立ち数冊の本を読み俳句サイトで僅かばかりの知識を得た初心者にも満たないものです。私の句がどの程度の者か知りたくて投稿させて頂きました。身近に俳句をやる知人がいないものでして・・・・・。
 句ですが身近な出来事でと思い飼い猫を題材にしました。落ちてくる花びらにじゃれ付く猫の姿を詠んでみました。

●かぎろいのコメント2014/05/29

 寿猫さん、こんにちは。
 これはなかなか良い句だと思いました。
 題材はやや月並みですが、ちゃんと目の前のできごとを写生して作っているように感じました。

 人間の想像力というのは、自然の雄大さの前では、まったく深みのないもので、頭で考えて捻り出した句より、自然やできごとをそのまま写生した句の方が、おもしろくなります。

 今回の句は、桜の花と戯れる猫を題材にしているので、幸せな気分になれて読後感が良いです。桜の花は散ってしまって残念だけれど、これからいよいよ暖かくなってくるのだな、という希望を感じ取ることができます。
 しんみりとした一抹の寂しさと、無邪気な楽しさが同居しているのが良いと思います。

●寿猫さんのコメント2014/05/31

 かぎろいさん、ありがとうございます。
 家に5匹猫はいるのですが色々と題材を提供してくれます。猫達に感謝です。
 猫は身近にいるだけに月並みになりがちですね、注意して詠んでいきます。
 また宜しくお願いします。