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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

みさとさん作2014年03月03日

浅春の蝶鮮やかな表羽

季語・春

 先日、自然観察ウォーキングに参加してきました。
 友が指さした真っ白な蝶。
 私は「ウラギンシジミ」では..と思い、そぉーと
 つかみ羽をひろげたところ当たり!
 茶褐色に鮮やかな橙赤色でした。

 ご指導よろしくお願い致します。

●かぎろいのコメント2014/03/08

 みさとさん、こんにちは。
 今回もわかりやすくて美しい句だと思いました。
 難を言えば、「鮮やかな表羽」というのが、抽象的でわかりにくい表現かと思います。鮮やかな表羽というのが、どんな模様で、何色が鮮やかなのか、この句からはわかりません。
 例えば、「浅春の蝶だいだいの表羽」というように色を描写した方が、イメージしやすくて良いかなと思います。

 余談ですが、茶褐色に鮮やかな橙赤色をしているのは、ウラギンシジミのオスだそうです。
 ウィキペデアのページにウラギンシジミの特徴や写真が掲載されています。