庭の木樹粉雪受けて薄化粧
季語・冬
かぎろい様 こんにちは・
昨日の大雪、降り始めは、美しい景色でした(投句)。
徐々に 「庭の木樹粉雪つもり厚化粧」に変わってゆき歩道を確保すのにも大変でした。
作句の中で「庭の木樹」(きぎ)と読みたいのですが、読めますか? いかがでしょうか。
「樹木」じゅもくと書いて、(きぎ)とするのが方が素直なのかもしれません。
また本来は「木々」と書き、(きぎ)と読むのが普通とも思いますが、これでは広さが伝わりにくいと考えました。
さてさて、・・・それ以前にこの句で美しい風景が見えるかが問題ですが・・・・・
森 さと子さん、こんにちは。
木樹と書いて、きぎと読むのは、コメントを読まないとわらかないと思います。
一読した際は、もくじゅと読んでしまいました。
もくじゅだと、語呂が悪いですね。
木々と書かなった理由もわかりますが、きぎの方が語呂が良いので、こちらの方が良いかと思います。
あるいは、季重なりとなってしまいますが、木の名前を入れることで、より印象の強い句になると思います。
例えば、「庭の杉」とかですね。杉は晩春の季語ですが、「雪」という冬を明示する強力な季語があるので、季節の混乱も起こらないと思います。
風景はイメージしやすのですが、月並みな感じがしてしまうのが、問題です。庭の木樹粉雪つもり厚化粧」の方が、おもしろいさの点で言えば、上だと思います。
かぎろい様、木々につきまして、ありがとうございます。
実は雪の日
「つるばらや粉雪受けし厚化粧」と句にしました。
葉をほとんど落としている庭木のつるばらが、大層に雪を纏っていました。ところがこれでは季重となると思い、あれこれ悩み書きかえて投句した次第です。
この日の句はつるばらに思いを馳せることとします。
ありがとうございました。
森 さと子さん、新しく作りなおした句、とても良いと思います。薄化粧は、月並みな表現ですが、厚化粧とすると可笑しみも出て、おもしろいと思います。