てんとう虫枯葉の下で眠っている
眠ってる落葉の下にてんとう虫
季語・冬
かぎろい様こんにちは。
先日元気な声で6歳になったと孫が報告してきました。お茶目で明るい男子、これまでの成長過程で彼との思い出が甦りました。
絵本で天道虫は今の時期眠っていることを知ると捜したいと、眠って居そうな所を見つけ「葉っぱのお布団」といいながら小さな手で一枚一枚めくっていきした。
園から10分の帰路は何と1時間余りかかってしまいました。
重季語ですね。俳句にすること難しい・・・
森 さと子さん、こんにちは。
「眠ってる落葉の下にてんとう虫」
「落葉」は冬の季語、「てんとう虫」は夏の季語、ということで、自覚されている通り、読者を混乱させやすい句になってしまっています。
季語の軽重は、よく読めば「落葉」にあることがわかります。しかし、夏でも葉が地面に落ちていることはあるので、この句が夏を詠んだものであると、誤解してしまう人もいるでしょう。
「てんとう虫枯葉の下で眠っている」
推敲したこちらの句の方が、季語の軽重がよりわかりやすくなっています。しかし、上記で指摘させていただいた問題は以前残っているので、視点を変えて、6歳のお孫さんの行動を詠むような句にした方が、意味が伝わりやすくて、良いのではないかと思います。