春の海波の行方に贖わず
季語・春
随分とお久しぶりになってしまいました。お元気ですか。わたくしの地域では、雪のない真冬です。そんな中、喧騒の日常を離れ海までドライブ。明るい陽で波にじゃれていたら、ただ句が浮かんできました。
長田亜子さん、こんにちは。
春の海に船で出て、波に逆らわずに揺られている。といった意味でしょうか?
この場合でしたら、「春の海波の行方に抗わず」かと思います。
「贖う」とは、「罪のつぐないをする」「あるものを代償にして手に入れる。また、買い求める」という意味です。
おそらく、漢字を誤変換してしまったのだと思います。
最初、ちょっと意味がわからずに考えて込んでしまいました。
「春の海波の行方に抗わず」
が本来の句だとすると、意味がわかりやすくて、心地良い情景が浮かんできます。潮騒の音が聞こえてきそうです。ただ、ちょっと表現がストレートすぎて月並みな感じがしてしまうのが、欠点です。