月朧地獄に華も咲きやらむ
季語・春
俳句初心者です。
今の私の身の回りは、朧月のように漠然として不安になるけれど、そんな自分にもいつか華が咲くようなすばらしいできごとがあればいいなぁとそんな気分を詠んでみました。
鈴木さん、こんにちは。
俳句は基本的に、四季の美しさを表現するもので、人の心情を謳うのはちょっと難しいです。
この句は、一読した際、『地獄』というのが何を指すのはわからず、ギョッとしました。地獄とは仏教用語で、死語の世界で悪人が落ちるところです。この世には存在しないので、この句は自然を写生したものではなく、観念的な句ということになります。
このため、華も現実の華ではなく、なんらかの暗喩ということになります。このような句は、わかりにくいです。
俳句は意味がわかりやすいように作るのがコツです。名句とされているもので、わかりにくいものはまずありません。
また、月朧が季語となっていますが、季語が『月朧』である必要は特にありません。『五月雨や』でも良いですし、『山吹や』でも良いです。
季語が効果的に使えてないのは、大きな減点となります。