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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

山田 澄子さん作2014年02月05日

思い出を分つ人なく冬の夜

季語・冬

●かぎろいのコメント2014/02/05

 山田澄子さん、こんにちは。
 これはストレートな句ですね。
 昔を恋人を思い出して、寂しく夜を過ごしている様を詠んだものだと思います。
 語呂も良くてスッと詠めます。意味もわかりやすくて良いです。

 俳句というより、詩に近い韻文です。
 自然を描写するのではなく、あくまで作者の心のうちを吐露することを目的にしています。

 「冬の夜」とは、季語としてそのまんま過ぎるので、なにか寂しさを増幅させるような季語を持ってくると、良いと思います。