さう言えばオリオン高む頃のこと
季語・冬
かぎろいさん、こんばんは。そして初めまして。
私の句が、人様の目にはどう映るのか、知りたくて投句させて頂きました。
カミさんと初めて出会った時、息子が生まれた時、親父、おふくろが旅立った時、いつも頭上にはオリオンが輝いていました。
オリオンの季節になると、毎夜夜空を見上げています。
様々なシーンが蘇る、大好きな星座です。
尚、私のHN、普段はアミンパパなのですが、俳句の時は「安眠 父」と、漢字表記にして遊んでいます。
宜しくお願い申し上げます。
安眠父さん、こんにちは。
満天の星空が見えるような句ですね。
夜道を歩いていて、ふと気づくと、オリオン座が頭上にあって、その美しさに立ち止まってしまった様子がうかがえます。
ただ、コメントにあるような、人生の節目にいつもオリオン座が輝いていたということは、句から読み取ることができません。そこにどんな情感が込めれているのかも伝わるように工夫するとさらに良くなると思います。
例えば、松尾芭蕉の名句に
荒海や佐渡に横たふ天の川
という『おくのほそ道』に掲載された句があります。
佐渡ヶ島は流刑地でした。
このことから、天河の雄大さを前にして、佐渡島から感じる咎人の運命の儚さに思いを馳せたことが伺えます。
このように単に自然の雄大さを語るのではなく、そこに作者の思いを投影させて感じさせるのが理想です。
かぎろいさん、懇切丁寧な語助言、ありがとうございました。
なるほど、私の句には目に見える「物」が「オリオン」だけでしたね。
あまりにも漠然としていて、尚且つ、目に見えるものが季語しかない。
これは致命的でしたね。
私の感情を入れ込み過ぎた結果でしょうね。
もう少し目に見えるように詠む事を心掛けたいと思います。
ありがとうございました。