ふるえつつ空冷駆って那智滝へ
季語・無季俳句
はじめまして!
私 Hiloは空冷エンジンを愛好している俳句初心者です。
熊野道を走ったことがあり、ふと浮かんだ、つたない句。
ご笑読下さい。
今後ともよろしくお願いいたします!
はじめまして。
勢いがあって、活動的な句だと思います。一読した際に、爽快な気分になれます。
Hiloさんのポジティブな人柄が句に反映されており、月並みな感じを受けないのが良いと思います。
ただ、「空冷」という言葉が二輪車によく使われる「空冷エンジン」のことだというのは、句を詠んだだけで、すぐにピンと来る人は少ないでしょう。
俳句はわかりやすさが重要ですので、なるべく専門用語は控えた方が良いです。「空冷」という意味がわからない方は、「ふるえつつ」という上五から、冷たい空気や、寒い空といった別の物を想起してしまうかも知れません。
もし、これを狙って行ない、冬の俳句としての意味づけをされているのだとしたら、かなり味のある俳句だと思います。
「空冷」を「エンジン」などと言ってしまうと、月並みでツマラナイ感じになってしまうので、今のままでも良い句だと言えると思います。