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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

楠 山女さん作2013年11月20日

ねこじゃらし枯れて身に入む秋の風

季語・秋

 今日、犬と近所の原っぱに散歩に行ったら、この間まで青々していたねこじゃらしがすっかり枯れて「ああ、冬が来るなぁ」と感じて詠みました。
 「身に入む」は歳時記で見つけた言葉です。添削よろしくお願いします。

●かぎろいのコメント2013/12/02

 楠さん、こんにちは。
 これはなかな良い句だと思いました。 

 枯れた猫じゃらしが冷たい秋の風に揺れている情景が浮かんできます。
 「身に入む」を私も調べてみました。「秋の冷気やものさびしさが、身に深くしみるように感じること」ということですね。
 この言葉が、枯れた猫じゃらしの情景とマッチして、寂寥感を出しています。
 言葉の使い方がとても上手だと思いました。