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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

楠 山女さん作2013年12月12日

冬空やぎざぎざ揺れる大根の葉
(ふゆぞらや ぎざぎざゆれる だいこのは)

季語・冬

 近所の大根畑に行ったときに浮かんだ句です。天気が良くて大根の葉に当たる光がキラキラと揺れていてとてもきれいでした。本文では、大根の葉のギザギザと光のキラキラを伝えたったのですが・・どうでしょうか?

●かぎろいのコメント2013/12/13

 楠さん、こんにちは。
 うーん、ギザギザとキラキラをかけているというのは、解説を聞かなければわからなかったと思います。
 ただ、「冬空や」とあるおかげで、大根の葉を下から見上げているような視点が得られ、木漏れ日がキラキラ見えているような情景が浮かびました。 「ぎざぎざ」という言葉が大根の葉のディテールを伝えるので、イメージが良く浮かびます。ちゃんと実物を見て描写していることがわかるので、好印象です。
 また、とてもきれいな情景が浮かぶので、読後感が良いです。