かたまりという香を見たり花蝋梅
自己流で俳句を始めて1年半、始めて投句させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。
一読した際、花が一群となって艶やかに咲いている景色が目に浮かびました。情景が良く伝わってくる句だと思います。
最初、花蝋梅というものが何かわからなくて、調べたところ、1月から2月にかけて黄色い花を付ける蝋梅(ロウバイ)という花のことだとわかりました。
花蝋梅とは、(カロウバイ)と読んで、五音でしょうか?
美しい景色は良く伝わってくるのですが、リズムがいささか悪いように感じました。
「かたまりと」で五音。「いう香を見たり」で8音、字余りです。言葉に出して詠もうとすると、「かたまりという」まで一気に詠む感じになります。
俳句は短い音楽と言われるほど、口に出したときの調子を大切にするので、次回からはリズムや語呂にまで気を遣われると、もっと良い句になると思います。
また、「香を見たり」というように視覚だけでなく、嗅覚に訴えている点が、花が咲き誇っている様子を良く伝えており、良いと思いました。