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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

長田亜子さん作2013年01月30日

 ランタンや雪灯し君慈しむ

 かぎろいさま。今年初です。御縁がいただけますように♪
 ランタンの橙色した温かな明かりが雪をも照らしている様子。
 静かで穏やかな。そんな感じを描いて詠んでくださいね。

●かぎろいのコメント2013/01/30

 こんにちは。今年もよろしくお願いします。

 やや句の焦点がぼやけているような気がしました。
 ランタンで、まずランタンに着目し、次に雪灯しで、雪に目が行きます。最後にランタンを持っている君に目が移るので、めまぐるしい印象を受けます。

 ただ、今回も恋のニュアンスを秘めた俳句であること伝わってきました。
 直接言葉にしないけれど、なんとなく伝える。長田さんは、そういった技術が得意ですね。これは結構、簡単なようで難しい物です。
 これからもがんばって下さい。