天の川地には螢の光る川
季語・夏
八ヶ岳山麓。宿の人におしえてもらって蛍狩りですが時間が早くて薄明の刻。あたりを散策して気づけばすっかり闇。再び川に降りてみれば薄闇のなかに「蛍、ほたる、蛍」。宿へ帰る道すがら・・思わず衝いて出た一句です。月並みな表現句でゴメンナサイ。
こんにちは。
とても綺麗な印象を受けました。
天の川の星々と、川を飛び交う蛍を対比させた句ですね。蛍の舞う川を地上の天の川に見立てているとも言えます。
この対比は、確かに月並みな発想と言えるかも知れませんが、とても綺麗な情景なので、読後感がとても良いです。
松尾芭蕉の名句に「荒海や佐渡に横たふ天の川 」というのがありますが、こういった教科書的な句と比べると、世界の広がりを感じさせるというより、いかに美しさを表現するか、といったことを重視しているように思えました。
かぎろひ様。
ご高評をありがとうございました。多分に俳句的な作品と言うより、自分の感動感想メモのような語呂合わせのようで、忸怩としてましたが、少しは俳句にもなっているんですね。