夕立に濡るるままなる広野かな
季語・夏
連続投稿でご迷惑様です。やはり八ヶ岳山麓・・にわかに一天かき曇り、広い牧場の中で雨宿りする場を探す間も無く、ザ~っと降り注がれ、そして遠ざかっていった夕立に苦笑でした。
こんにちは。
句を詠んでいる並木さんが、雨に濡れて途方に暮れているように読めました。
人物を詠んでいて、どことなく滑稽な感じがするので、川柳よりの句だと思います。
広い野をイメージでき、余韻もあるのですが、滑稽さがあるために、俳句的な味の深さには残念ながら欠けています。
ただ、俳句の原点は、俳諧の連句なので、滑稽な句というのも良いと思います。
とても良い句だと思います。