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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

並木研二さん作2013年08月21日

この国亜熱帯になりき曝暑日々

季語・夏

 かぎろひ様。またまた実験句のつもりです。忌憚のないところのご指導を賜れますなら幸甚です。「曝暑」造語ですが季語のつもりですが……やはり、邪道でしょうか?

●かぎろいのコメント2013/08/23

 並木研二さん、こんにちは。
 『曝暑』という言葉を辞書で調べてみたのですが、おっしゃる通り存在しない言葉でした。
 季語を造語にするのは、邪道かどうかはわかりませんが、存在しない言葉を使うと意味が通じにくくなるのは確かです。できれば、歴とした日本語を使われた方が良いかと思います。

 また、この句は自然を詠んでいるとうより、暑さを嘆いている意味合いが強いです。このため、俳句と言うより、川柳に近くなってしまっていると思います。風流な感じがしないのです。