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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

野谷 英雄さん作2013年12月10日

何といふ貰ひし柚子の甘さかな

季語・冬

 かぎろいさん、2回目の投句です。よろしくお願いします。
 知り合いの方から、その方が丹精込めて作られた柚子を頂きました。
 その香りと味は、吃驚の甘さでした。その方の作物への愛情と、送っていただいたお気持ちを感じ、甘さに感謝と幸せな想いを句にしてみました。

●かぎろいのコメント2013/12/13

 薄氷さん、こんにちは。
 これは大変、素直な感情を表した句ですね。柚子の甘さがよく伝わってきます。
 下手に技巧を凝らすより、そのままの感情を表現した方が、人に伝わる句になると思います。俳句はもともと、挨拶代わり近況報告するために使われていたので、こういった句も有りだと思います。 
 そんなに甘いのなら私も食べてみたいと思わせる句でした。

●楠 山女さんのコメント2013/12/20

 とても上手だと思います。私も近所の方から柚子を貰ったのですが、こんな上手な句が詠めませんでした。勉強になります。