里山で落ち葉と遊ぶ足二つ
季語・冬
先日仲間のサークルで芋煮会があり、その時に里山に一人で分け入りました。風もなく静かで物音ひとつもなく、只自分の落ち葉を踏む足音だけで、ふとこの句が浮かびました。
自分でよいのか悪いのか判らないので、添削をお願いします。
こんにちは。
子供が紅葉の木々の下で戯れている情景が浮かんできました。
子供という単語を使わずに、子供たちが遊んでいる様子を描いているのが良いですね。「足二つ」という下五が、子供たちが落ち葉を踏みしめて、ざくざくと歩いてる様子を伝えています。
意味も難解ではなく、ストレートに伝わってきますし、佳作と言ってよろしいのではないでしょうか?
大きな欠点はありませんが、やや月並みな印象も受けます。
また「里山で」という上五の部分が、置き換え可能なのも残念です。「里山で」の部分が句全体を引き立てる役割を果たしていないように思われます。
上五に何か、コレしかないと言えるような語句を配置できると、より良い句になると考えます。
私もまだ未熟なので対した語句は浮かんで来ませんが「故郷や」など、いかがでしょうか?