秋桜や揺れるはざまに妻の笑み
季語・秋
妻と出かけた植物園で、コスモスがやさしく揺れている向こうに、腰を屈めて見ていた彼女のほほえみが、花の優しさと重なって見え、愛おしさを感じ、句にしてみました。初めての俳句です。
よろしくお願いします。
野谷さん、はじめまして。
これは良い俳句ですね。著者の愛情が素朴に表現されていて、温かい気持ちになれます。愛情を句に込めるのは照れや恥ずかしさがあるので、なかなかできません。素直な気持ちを表現できるのは、とても良いことだと思います。
意味もわかりやすいくて良いです。
コスモスとせずに、コスモスの別名である「秋桜」を使われたのにも、言葉のセンスを感じます。
ただ、「秋桜や」だと、「あきざくらや」で6文字となってしまい、字余りです。
語呂も悪いように感じので、
秋桜揺れるはざまに妻の笑み
とした方が良いかと思うのですが、いかがでしょうか?