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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

小百合さん作2013年06月07日

たんぽぽの絮崩れゆき梅雨に入る

季語・夏

 初めまして。
 蒲公英は春の季語ですが、梅雨という季語を入れるとやはり季重ねと言うことになるのでしょうか。
 俳句を初めて一 二年経ちますが、まだまだ分からないことにぶち当たります。
 宜しくお願い致します。

●かぎろいのコメント2013/06/09

 こんにちは。 
 この句は、移り変わる季節の無常さを詠ったものだと思います。
 無常さを表現するために、季語を二つ入れてしまうのは、マズイと思われます。
 「たんぽぽ」と「梅雨」と、季語が二つあると、やはり読み手に軽い混乱を与えてしまいますね。一読した際に、一瞬考えてしまい、うまく句が心に入ってこない感じになってしまいます。

 俳句はわかりやすさが重要なので、読者に無用の混乱を与えるのは避けた方が賢明です。
 梅雨を詠むのでしたら、やはり梅雨の風物詩を題材に使われた方が良いでしょう。

●小百合さんのコメント2013/06/10

 有難うございます。
 どちらかを主季にと思ったのですが、この句の場合はやはりよくないですね、こういった事をも少し勉強が必要と思います、誠に有難う御座いました。