梅雨晴れの屋根に波打つ光りかな
季語・夏
今年の梅雨は本当にどうなっているのかなと思い、空を眺めると向かいの屋根の光りが眩しく波打っていました。
宜しくお願い致します。
こんにちは。
意味のわかりやすい句だと思います。
空を見上げると濡れた屋根がまぶしく光っていた、ということから、どれくらい強い雨が降っていたのか、その対比として、晴れ間がどれだけ輝いて見えたのか、伝わってきます。
自然のダイナミズムや空間の広がりが表現されており、読み終えた後の余韻もあります。
なかなか良い句なのではないかと思いました。