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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

淡淡さん作2012年02月12日

 たかが恋想いし我を夢に見る

 通りすがりの、俳句初心者です。
 去年から、短歌・俳句・詩に興味を持ちまして、ここに到りました。
 俳句の表現技法に関する専門書(辞書の体裁で編纂された)をぱらぱらと読んだりしては、自分の句観(?)を探しているところです。
 ご挨拶として、一句投稿させて頂きました。
 「我」は私自身のことでなく、付き合いの長い友人をモデルにしています。
 稚拙でしょうが、どなたか感想をよろしくお願いします。

●かぎろいのコメント

 はじめまして。
 良くまとまっている、そつのない印象を受ける句だと思います。
 短い言葉の中に、情感が宿っている感じがします。

 私は、ライターの仕事をしていて、本や日本語が昔から好きだったのですが、俳句の短い言葉の中に、深い世界を作るという面が気にいって、俳句の世界に足を踏み入れることにしました。
 ただ、なかなか良い句が浮かんでこないのが、難点です。

●淡淡さんの返信

 かぎろいさん、感想ありがとうございます。
 改めて見直すと、短歌にして余裕を持たせれば良かったとも反省しました。思いつきで書いてしまうのが自分の悪い癖です。

 私も俳句や短歌は、音韻による響きや、古来から続く自然への畏怖、それに併せた読み手の情感が込められているのが魅力的だと思っています。
 本当は古人の詠まれたような情景的な一句に憧れを持っているのですが、若造のせいか解説書と合わせて読まなければ理解できないことが多いです。そのせいか、どれも川柳のような句になってしまうのが残念です。