大根擂るその手真白に染まりゆく
季語・冬
このところサンマを焼くことが多く、大根擂りにいそしむ毎日です。
遠野圭さん、こんにちは。
サンマに大根おろしはよく合いますね。
最初にコメントを読まずにこの句を一読した際、冬の寒さに大根をする手がかじかんで白くなってしまった、という意味だと思いました。
でも、実は、大根おろしをが手にのって、真っ白になってしまったという意味でしょうか? 後者の意味に気づいた時、不覚にもちょっとニヤリと笑ってしまいました。
最初の解釈の方が、味があるので、そのように受け取っておきます。
いずれにしても、日常の何気ない動作をうまく俳句にしていると思いました。