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俳句の作り方、歴史、俳人を探求。日本俳句研究会

投句の批評

遠野圭さん作2013年12月27日

スマホ抱き風邪に寝ねたり十六歳

季語・冬

 ほんとにもう、最近の女子高生ときたら。親よりケイタイのほうが大事なようです(笑)。つい2、3年前まではぬいぐるみだったのですが、
 いまじゃ……。

●かぎろいのコメント2014/01/06

 遠野圭さん、こんにちは。
 すみません。補足のコメントが秀逸で、思わず笑ってしまいました。
 風邪で寝込んでもスマフォを手放さない娘さんを労る気持ちと、そんなにスマフォが大事なの? というちょっとさびしい気持ちが伝わってきます。
 また、風邪が冬の季語だというのも今回調べてみて、初めて知りました。春先や夏に風邪を引くことも珍しくありませんからね。

 そういったこともあってか、俳句というより、人間のおかしさを描いた川柳に近い印象を受けました。いっそ川柳を意識して作られても、おもしろいと思います。