一束が越後の重み稲を干す
母の手が新米の湯気もってくる
季語・秋
棚田が好きで、写真を撮りにいきます。新潟県星峠の棚田に行ったときの俳句です。
棚田文化がいつまでも継承されますように。
山田さん、こんにちは。
これはとても良い句だと思います。
どちらも日常生活で感じる、お米のありがたさと人のぬくもりを伝えており、技量的なこともさることながら、題材とそれを詠む感性がとても優れていると思います。
棚田が好きとおっしゃるだけあって、愛が籠もっているのがわかります。
特に「母の手が新米の湯気もってくる」は、母の愛情を感じさせるので、読後感がとても良いです。
とくに欠点らしい欠点はありません。
俳句の大会やコンクールに出しても、良い評価を受けるのではないかと思います。お手本にしたい句です。